ぐんまRuby会議01で発表した

ぐんまRuby会議01 で発表してきた。

講演依頼では、「Rubyを通じて見てきた世界、ソフトウェア開発者としての世界観を語ってほしい」とのことであった。そうすると、私がRubyに関わっている理由は2つだ。

  • 個人的にRubyが好きで手に馴染んでいて、これからも継続してほしいから
  • 私が望む世界が実現されるための手段としてRubyは有効であり、Rubyに発展してほしいから

上についていえば好きなものを好きなのにそんなに理由はない。たぶん「プログラマのあるサブセットにとって自然で親しみやすく」というMatzの言語デザイン意図にうまくはめられたというだけだろう。 下についていうと、Rubyはあくまでも手段であり話題の主役ではない。が、Matzの意図についてはMatzがすでに多くを語っているし、私は下について話すことにした。内容は 過去の記事 +α。

ある人の世界観を共有する手段としては、背景にある読書歴というのが欠かせない。またそれらの書籍を通じてよりハイコンテキストな情報を限られた時間で伝達できる。だから今回はいろいろな書籍を挙 げながらMad web programmerと私の望む世界とそこに至るための私自身の取り組みについて話した。

スライドだけ見ても意味不明で、むしろ誤解を招きかねない部分もあるのでスライドの公開予定はない。ただ、その中では次のような書籍に言及した

正直なところ、あの内容を話すのも準備するのもかなりしんどい。それで若干準備し切れていない部分もあった。需要があればまたどこかで話したいと思う。