rubykaigi.orgの歴史

whoisしてみると分かるようにrubykaigi.orgドメインは現在私が所有している。

元々RubyKaigiは独自のドメインというのは持っていなかった。その頃、確か高橋さんか角谷さんにだったと思う、rubyconfみたいにドメイン取らないのかと聞いてみた。取るつもりはないというお答えであった。思うに、当時は今にも増してイベントの継続性は神のみぞ知るところだったわけで、ドメインを取ってそこで継続的にサイトをメンテナンスするのはそぐわないということだったのだろう。

それにしても、RubyKaigi 2007が行われようかという時点で既にruby-talkruby-coreでも"RubyKaigi"という文字を目にするようになっていた。と、すればいずれここに目を付けるスパマーもいるだろう。みすみすこのブランドをスパマーにスクワットされるがままに放置しておくのは惜しいように思われた。そこで私が勝手にrubykaigi.orgを登録してRubyKaigi 2007のサイトに転送するように設定して運用していたのである。

その後、実行委員会は方針を変えたようで角谷さんから「rubykaigi.org持ってるよね?」と連絡があった。必要ならいつでも引き渡すよーとは言ったのだけれどもなんか特に必要にも迫られなかったので、結局所有者兼ドメイン設定担当者みたいな形でずるずるとここまでやってきている。角谷さんから要請があるとその都度私がDNSレコードを変更したりしていた。

この度、日本Rubyの会が法人格を取得すると言うことで、関係する個人ではなく会そのものがドメインを所有することもできるようになる。そこで「近いうちにrubykaigi.orgは日本Rubyの会に引き渡そう」という話をしたりもした。それで、思い出話を書いてみた。