世界線航跡蔵

Mad web programmerのYuguiが技術ネタや日々のあれこれをお送りします。

2007年07月18日

会社選びの話とか

うちの会社にとても優秀なアルバイトのプログラマがいるわけだ。Railsアプリケーションの開発はもう手慣れたものだし、アプリケーションの構成を設計することに関してディスカッションをリードできる。HTMLもCSSの仕組みもよく分かってる。あと、経験としてはPHPか? C#でクライアントアプリとASP.NETの開発をやったことがあって。Javaはほとんどやったことないと言ってたな。

まぁ、その辺の枝葉の話はどうでもいいか。常日頃からWebを中心にあちこちアンテナを張ってて、趣味でMac Cococa開発をやってObjective C面白いとか言ってて。そういう挑戦の習慣と情報収集の方法が身についてて、人としっかりコミュニケーションをとれる、というところのほうが大事だね。だから、枝葉の技術なんか、必要ならすぐに覚えるだろう。Railsやvimを覚えてもらったときもそうだったし。

会社としてはこの人材は絶対に逃してはいけない。これで今大学4年生だもの。過去にうちの会社に面接に来た経験3,4年の人たちなんか彼の足元にも及ばない。

ただ、会社の都合を離れて言うなら、なんかね、外へ出るのもアリかな、と。素質があって本質的に頭が良くて一応の経験はあるという状態だから、大企業で本格的に鍛えてもらったら更に伸びたりするかなとか思う。たぶん、そのまま組織にいると素質を殺してしまうのだけれども、大企業に入って3年ぐらい経験積んで外に出たらすごくなりそうだな、となんとなく思う。

残念ながら、今まで就活してないんだよねぇ。うちの会社が「就活しないでうちに来てよ」と言ったんだけど。これは会社の行動としては正しい。ただ、今彼の素質に見合う仕事をしてもらってるかというとそうでもない。ま、それなりに難しくそれなりにやりがいはあるのであろうけど大きく見ればルーティンの範囲内の仕事。何故に彼にそれをやってもらってるかというと、それになりに難しくはあるから私か彼にしか今の社内ではできないからだ。ほらね。中小だとこういうつまんない制約がある。

私自身に関していえば、それ自体の論理で蠕く組織の中で働くのは嫌いじゃない。だから、ちょっとだけ、数千人規模の会社に興味はある。ま、私は鬱の状態次第だったりこういう価値観だったりとかで、コンスタントに決められた時間きっちり働くというのは難しいから、別にいいかな。ここ半年は比較的きっちりやってきたけれども、"世間"とかいう名前のUMAはこの状態を「きっちり」とは言わないだろう。偏見かもしれないけど大きな組織はその辺はかっちりすることを要請されると思ってるし、実際のところ、1000人規模の組織を動かすには一見無意味でもある程度の規律を徹底させないと収拾がつかなくなるというのは実体験から身に染みて分かってる。天才的な指導者がいれば別なんだろうけど。という訳で、きっと数千人規模の会社ってそういうものだから、私には無理だ。

ただ、アルバイトの彼にはその気になれば3年ぐらいはそういう組織の中にいることも可能だろうし、得るものも大きいんじゃないかと思う。何か、方法はないかね。

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コメント

craftsman (2007年07月19日 00時57分06秒)

 そのアルバイトの方が、本当に会社に不釣り合いなほど優秀なら、「この会社にいてくれ」といくら言っても、いずれはもっと広い世界に出て行くでしょう。
これは自然淘汰と同じように、避けられないことだと思います。
他人が気を揉むまでも、ないのではないでしょうか。

 もしそうならないのなら、総合的にみて、その方の能力もその程度なのかもしれません。

 だから、その方が会社にいる間は、最大限に役に立っていただくというのが、技術者を抱える企業の、自然な姿勢なんではないでしょうか。

 もちろん、会社側としては、顧客からの信頼を得るためばかりでなく、優秀な人材を定着させるためにも、常に会社全体の技術力を磨くという努力も、必要ですね。

xibbar (2007年07月19日 09時10分10秒)

これって、まさに今の私の悩みですね。
優秀な人はとりたいんだけど、その人をつぶしてしまうんじゃないかと。
現時点の解は、中途で優秀なUターン希望者をとるという方針なんですけど、
Uターンを狙えるのは地方だからであって、
yuguiさんの会社とは状況が違いますね。

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