ホルモン療法と折り紙の代数体

ホルモン療法の初回だった。紹介状を持って近くの病院に行き、診察の後、検査のための採血、それから卵胞ホルモン(ペラニンデポー 10ml)の注射。全部で3時間ぐらい。

注射はとりあえず毎週おこなうことになった。2週に一度とか、経口薬を併用するとか、そういう選択肢もあるにはあるらしいが、こちらは肝臓への負担が大きくなる。

午後は、ゼミのメンバーでお昼を食べた。それから大学に行き、教授のところに山のようなシフォンケーキを持って遊びに行った。

ところで、折り紙は「定規とコンパスによる作図」よりも大きな体を生成するらしい。任意角の三等分問題も立方体倍積問題も、折り紙ではできてしまうというのだ(数学セミナー1980年の、えーと何号だっけ?)。折り紙を折ることに相当する操作は何次の方程式なのか、少し考えたけど直ぐには分からなかった。有限次代数拡大には違いないのだろうけど……。