強迫症状

最近、スケジュールが僅かにでも狂うと酷く混乱して狂乱するようになっていた。そして、気がつけば、以前は部屋のものの配置に対してよく分からない非合理的な意味づけをして僅かにでも物が動いていると許せなかったのだけれど、その状態は改善している。

塚田先生に指摘されて気付いたけど、それって強迫症状だろう。言われてみればそりゃ確かにそうだ。それで、強迫症状においてこだわりの対象が移り変わるのはよくあることらしい。パキシル強迫症状にもいくらか効くので、あまりそういう症状が辛いようならパキシルを1錠多く飲むように、と言われた。

何にしても、狂乱状態それ自体はしばらくすればコントロール可能であるからそれほど問題ない。一番困るのは、その状態を収拾すべく立ち上がってくる私の中の「冷徹な観察者」が現況における自然状態での私と身体感覚の不一致を検出して、結果として性別違和による否定感覚を呼び覚ます引き金となることだ。こうなると、否定感覚が更なる混乱を招いて悪循環となる。

ここしばらくはずっと、極めて調子が良かったのだけれど、昨日の朝、ちょっとしたことからこの悪循環に陥って、またしても歩行にも支障を来すレベルまで悪化した。とにかく、今日の午後には継続した意識活動が可能となるまでに回復してきて、何とか通院もしてきたので、あとはゆっくり症状の改善を待とう。